先月ご注文いただいたお客様のうち、2組のご夫婦に共通点がありました。
2組とも、
奥様がインターネットで検索してミラリエを発見してくださったこと。
ご主人が見物を確認しに当社のショールームにわざわざ来てくださったこと。
現物を見ていただいて即決だったこと。
そして、
2組とも「終活」のためにミラリエを選んでくださったということ。
つまり、自分たちが入る仏壇としてミラリエを買ってくださいました。
サイズやセット内容は異なりますが、両家ともエレガンスホワイトでした。
これも偶然かも知れませんが、女性にとって自分が入る仏壇はエレガントな白というのは、なんとなく分かる気がします。
そして、旦那さまも一緒にお入りになるのに金や黒ではなく奥様のお好みに合わせるところに、奥様への愛情を感じました。
死んでも一緒にいたいって、生前から自分たちが入る仏壇を買うということ自体が素敵なことですが、開発者としては全く想像もしていなかったことなのでビックリです。
しかも、即決で即注文って、葬儀が終わって急いで仏壇を買わなければならないという状況でもないのに、とっても不思議な感じでした。
「終活」がブームだというのは、なんとなく耳にしていましたが、こうして現実にお客様と巡り合えて実感したのでした。
そして、来ていただいたご主人に何故終活をするのか教えていただいたこと、それは
死んでから子供達に迷惑をかけたくない
ということ、そして
生前にお墓や仏壇を準備しておくことは縁起の悪いことではなく、健康長生きできる縁起の良いことであること。
しかも、帰り際に
「素敵な仏壇を開発してくださってありがとう」
って言ってくださり、涙がこぼれそうになりました。