薄型インテリア壁掛け仏壇「鏡壇」専門ブランド:グレイスプレイス

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創価学会・SGI会員様用 薄型インテリア壁掛け仏壇グレイスプレイス

薄型インテリア壁掛け仏壇と仏花

以前にも、仏壇と仏具について、三具足(灯、花、香)と五具足(灯×2、花×2、香×1)について少し触れましたが、今日はそのお花について・・・

仏壇の発生や由来というのは、各宗派やその僧侶が強制したものではなく・・・

檀家の方々や民衆側が

「お寺と同じものが欲しい」

ということにあったようです。

お寺の仏壇というのは、そもそもその宗派のご本尊を祀ってあるものであり・・・

それのミニチュアを家にも置きたい、家にも欲しいという発想は、真面目な仏教徒なら当たり前の発想だったのかもしれません。

現代の仏壇はというと・・・

もちろん、真面目に信仰している人にとっては、自分の命と同等か、それ以上の大切な存在なのでしょうが、多くの日本人の場合は

「仏様」=「故人」

であり、

先立った両親や肉親を偲ぶこと、供養すること

が第一の目的のようです。

だから、仏壇という形式にこだわらず、故人に対し「感謝の気持ち」を表すこと、供養する気持ちが大切なのであって、「仏壇」という形式にこだわる必要は全くないのです。

そうは言っても、風習や習慣といったものは、そうそう断ち切れるものではありません。

三具足、五具足だって後付のようですし・・・

以前にも書きましたが、

「灯り」の供養、「花の供養」、「香の供養」は

ローソクの灯り、仏花(菊や古典的な和の花)、お線香

・・・でなくてはならない理由なんてどこにも書かれていないのです。

仏典や宗派の経典に記載されているものでもなく・・・

法律や規則でもなく・・・

誰かが始めて、それに理屈を付けたに過ぎないのです。

エチケットやマナーだとしたら、たとえ慣習だとしても従わなければなりませんが、それほど重いものでもないようです。

住生活が洋風化して、椅子に座る生活が一般的なのに・・・

何故か仏壇だけは正座をする高さが基本になったままです。

椅子付きのドレッサーのようなタイプの仏壇も開発されていて、なるほどこれなら洋間に置けるだろう・・・と感心したのですが・・・

あとで良く考えてみたら、それって一人だけしか座れないじゃん。

しかも、仏壇の背が低いので故人を見下ろす感じに感じになってしまいます。

それでも良いという方が買われるのでしょうから、私がとやかく言う筋合いではありません。

私が言いたいのは・・・

「仏壇」を信仰の対象(ご本尊)を祀るもの



「故人を偲ぶもの」「故人を供養するもの」

がいっしょくたになっているから「仏壇」という形式から離れられないのだと思うのです。

個人を偲ぶのであれば「仏壇」というより「メモリアルボックス」といった方が表現的にも、その背景にある真意も正しく評伝できていると思うのです。

ただそこに宗教上の理由から、写真や遺品、思い出の品だけではなく、「位牌」や「過去帳」といったものが付いてくるから厄介なのでしょう。

LED内照式の壁掛け仏壇なんてものを開発した私が言うのも変な話ですが、日本人はなかなかそこまで割り切れないのだと思います。

でも、良く考えてみてください。

三具足、五具足がなぜ必要なのか・・・

故人が寂しくないように・・・

故人が道に迷わないように・・・

そのために灯りと花と香が必要なのであれば、何もロウソクと仏花とお線香である必要なないのです。

その和風の物を洋間に持ち込もうとするからおかしなことになってしまうのです。

ヨーロッパにも、電気の無い時代からローソクはありました。

日本の物とちょっとカタチがちがうだけ・・・

でも、洋間には似合いますし、おしゃれです。

だったら仏壇用のロウソク立てなんかいらないじゃないですか?

おしゃれなキャンドルスタンドでOKなわけです。

お花だって、フラワーベースに庭に咲く草花でもOKです。

香だってお線香ではなく、ポプリだってアロマだってOKです。

香の良いハーブなら「花と香」を兼ねられて、しかも室内が爽やかになるのですから、故人への供養と家族の爽快な生活が一致します。

アロマキャンドルを使えば、灯りと香が一緒に供養できて、器もインテリアとしておしゃれなモノがたくさんありますよね。

故人を偲ぶ気持ち、故人を供養する気持ちとご自身やご家族のライフスタイルが一致したら、とても素晴らしいことだと思うのです。

いつも室内のお花がある暮らし・・・

それが故人のためだけではなく、家族のためだけでもなく・・・

両方のために飾られているのだとしたら、とても素敵だと思いますし、そういう暮らしをしている(先祖や故人を偲ぶという思いが生活の行為の中に自然と満ち溢れている)家族は、きっと幸せにも満ち溢れていると思うのです。

これを機会に、もう一度、故人を偲ぶ気持ちと、ライフスタイル、そして仏壇のあり方を考えてみてはいかがでしょうか・・・。

で、本日は、我が家の壁掛け仏壇にワイフが飾っていたお花の写真をアレコレ。
クリスマスにはリースが掛けてありましたし、生花を切らしているときはトピアリーやプリザーブドフラワーなんてこともありましたが・・・

お部屋のインテリアとしてのお花たち

生活に潤いを与えるためのお花たち

が、ワイフのご両親への供養にもなっているのだとしたら、一石二鳥なんてズルイ考えではなく、故人を偲ぶ気持ちと家族への愛情がイコールなんだろうな・・・って、素直に感謝しているのであります。

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