薄型インテリア壁掛け仏壇「鏡壇」専門ブランド:グレイスプレイス

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創価学会・SGI会員様用 薄型インテリア壁掛け仏壇グレイスプレイス

お仏壇とローソクについての考察・・・その1

お仏壇をコンパクトにすることに対して、お仏壇のメーカー各社も様々な工夫をされていますが、洋間のインテリアに似合うお仏壇となると、どうしても「お線香」と「ローソク」が洋風の空間に不似合いであることから「隠す」という発想になるようですね。

お仏壇をコンパクトにして、扉を閉めたときには洋間に似合うようにして、扉を開いたら中にロウソクやお線香が収納できる・・・
という構造になっていお仏壇がかなり多いですね。

私自身も現物を見て

「良く考えてあるなぁ・・・」

と感心するのですが、私は「鏡壇ミラリエ」の開発において全く逆の発想をしました。

それは

「隠そうとするから、コンパクトにしようとしているのに内部にスペースが必要になる」

「隠そうとするから、洋間に不似合いな仏壇が、余計に違和感のあるものになる」

ということです。

つまり・・・

「隠さなくても良いのではないか?」
「仏具もインテリアコーディネートしてしまえば良いのではないか?」

と思ったのです。

仏具の三具足(花・香・灯)・五具足(花×2・香×1・灯×2)のうち、花と香については既に書きましたので、ここでは「灯」について考えてみたいと思います。

そもそも、仏壇にローソク(蜀台)があるのは、「灯明(とうみょう)」と呼ばれており、

「無明の闇を照らす知恵の光」

という意味があるのだそうです。

古代は「油皿(あぶらざら)」に火をともしていたようですが、それが文明の発達とともに進化してローソクを使うようになったようです。

「無明の闇を照らす知恵の光」

なのですから、ローソクを夜の灯りにしなくなった現代において「電球」になり、「蛍光灯」になったって何の不思議もないということです。

ましてや、夜間でも部屋の中が明るい現代において、そもそも仏壇の前になんで別の灯りが必要なんだろう・・・という素朴な鬼門さえ湧いてきます。

そこをあえて否定しても始まりませんので、故人へのご供養に「三具足」もしくは「五具足」が必要なのだとしたら、それをどうインテリアにコーディネートするのかという前向きが課題解決に向けていきたいと思います。

まずは、お分かりいただけたと思うのですが、お仏壇に必要(故人へのご供養)なのは、ローソクではなく「灯り」であるということ。

ローソクの形をして、炎の部分がLEDで光る製品が発売されていますが・・・あれは決して、

「ローソクの代替品だからダメ」

ということではない・・・ということです。

まさに「無明の闇を照らす知恵の光」なのですから。

ただ・・・「洋間に不似合いだからそれを隠す」のではなく、もっと堂々とインテリアコーディネートを楽しみましょう。

だって、ヨーロッパの住宅には暖炉の上に鏡があって、その両脇にはブラケット(壁付けの燭台)があるか、暖炉の上に燭台が置いてあるのですから。

暖炉の上に鏡があるのは、暖炉が部屋の中心(部屋全体を暖めるのに合理的な場所)にあり、そこに燭台を置くことで鏡が燭台の光を反射して、少ない灯を何倍にもできるからなのです。

これはまさしく「無明の闇を照らす知恵の光」

ですよね。

ですから、ローソクではなく「キャンドル」を使えば、仏壇の中に隠さなくても、外に出して堂々とインテリアコーディネートして、「灯り」のご供養ができるということなのです。

LEDを使ったローソク型の照明器具も、隠すのではなく、ヨーロッパの住宅の壁についているブラケットのようにすれば、「灯のご供養」をインテリアにコーディネートすることだってできるのです。

「香のご供養」でも若干ふれましたが・・・

アロマキャンドルという爽やかな香りを部屋中に満たしてくれる、素敵なキャンドルもあります。

「香のご供養」と「灯りのご供養」が一度にできて、ロマンティックな光と心地よい香につつまれて、家族がリラックスできる幸せな場所(これがグレイスプレイスの名前の由来であり、コンセプトなのです)になるのですから、もっともっと仏具のインテリアコーディネートを楽しんでいただけたら・・・と思うのです。

故人を偲ぶのに必要なこと、ご供養に必要なことで一番大切なのは、その人自身の相手に対する思いです。

それを表現するために、古くからある習慣の仏具(三具足・五具足)を否定するつもりは全くありません。

でも、そのご供養のスタイルが何のために何時発生したのか・・・

現代のライフスタイルに合わせて変えても良い部分、変えてはいけない部分・・・

その本質を見極めていただければ、みなさんも「変な呪縛」から解放されると思うのです。

仏壇の起源は江戸時代です。

仏具の考え方も、そのころに「標準化」されたようです。

でもそれらは全て、お寺や各宗派が強要しているものではありません。

受け継がれてきた古い慣習なのです。

「古い慣習だから捨てなさい」「捨てても良いのです」

などと言うつもりはありません。

「温故知新」です。

その慣習の起源を知ったうえで、現代のライフスタイルに合わせて変化させていくことが重要だと思います。

そういう意味では、仏壇メーカーさんの頭の中が江戸時代でストップしてしまっているということですね。

仏壇メーカーさんを否定しているわけではありません。

仏壇メーカーさんが、もっともっと自由な発想で、仏壇がインテリアコーディネートできないで困っている都市生活者の「心のしこり」を取り除いてくださるように、市場をリードしてほしいと思うのです。

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