「ウォールミラーの下にはコンソールテーブルかウォールコンソールを使うのがヨーロッパのインテリアの定石なわけですから、これを使わない手はありません」
というお話を書きましたが・・・
実際にそういうことかと申しますと、仏壇には3具足(灯のご供養・香りのご供養・花のご供養)や5具足(灯のご供養×2・香りのご供養・花のご供養×2)という習慣があり、壁掛け仏壇で室内装飾をシンプルにしようとするとこれらの設置場所を確保するという課題を解決しなければなりません。
そこで、ウォールコンソールを使って、「仏具に見えないインテリアアイテム」でのご供養を考えて得観ました。
▼ ウォールコンソールと三具足の例 ▼
また、朝晩のご供養として「お水とお仏飯」をあげるという習慣もあります。
お水とお仏飯の器を洋風のものにすれば、インテリアコーディネート全体のイメージを損ねることなく、ご供養するという心を表すこともできるはずです。
▼ お水とお仏飯とウォールコンソール ▼
ご供養は心です。
器が洋風か和風かは全く関係ないのではないかと思います。
洋風の室内に仏壇をご安置するのであれば、仏具も洋風であることの方が自然だと思いますし、洋風の器を使ったから、ご供養の気持ちが伝わらない・・・などということは絶対にないと思うのですが、いかがでしょうか?