ご供養の三具足(灯・花・香)のうちの「花と香」の二つを同時に行う、アロマディフューザーを活用した方法の第14回です。
過去に「お花と香り」のご供養を兼ねたインテリアとしてアロマのディフューザーをご紹介してきましたが、今回はちょっとそこにプラスαの役割を持たせてみたいと思います。
巷ではインフルエンザが流行しておりますが・・・
アロマのディフューザーを活用したインフルエンザ対策のご提案です。
そもそもコトの発端は、アロマセラピストであるワイフが私のために、インフルエンザ予防にも役に立つルームスプレーを作ってくれたのですが・・・
せっかく作ってくれたルームスプレーを活用するのを忘れてしまう・・・
という事が多く、全く意味をなさない日が多いことから、なんとかしなければと思っていた時に、ディフューザーを活用する方法を思いつきました。
ディフューザー用のエッセンシャルオイルとルームスプレーの違いは、水の量にあります。
ディフューザー用はほとんど水を使わず、エタノールの揮発力で部屋に香を充満させますが、ルームスプレーは噴霧することにより部屋に成分を行きわたらせるため、エタノールの量が少なく、ほとんどが水なのです。
「だったら、ディフューザー用のエッセンシャルオイルを作れば・・・」
と思われるでしょうが、除菌力のある「ティートリー」や「ユーカリ」はそのもの自体の香が強いのと、暖房を入れた部屋ではエッセンシャルオイルの揮発が早いことから、ちょっと工夫が必要だったのです。
通常のリードディフューザー(籐や木製の棒を使って揮発を促進するタイプのディフューザー)より揮発を遅らせるにはどうしたら良いか・・・
アロマセラピストの方のブログを読むと、ワセリンを混ぜるとい良いと書かれていたのですが・・・
せっかくワイフが作ってくれたルームスプレーを無駄にするのも癪だったので、あれこれ考えているうちに思い当たったのがコレです。
上の写真の左から二番目の、造花の茎がアルコールランプの芯のような、布の紐でできているもの。
これは通常のディフューザーで使用すると、とても効率良くエッセンシャルオイルを揮発させてくれるのですが、狭い部屋や暖房している部屋で使用すると瞬く間にオイルを揮発させてしまうという欠点があるのですが・・・
(ともすると匂いがきつくなりすぎて、快適な空間にするはずのディフューザーが逆効果になってしまうという、本末転倒の事態さえ導いてしまいます)
ところが逆に、ルームスプレー用の水分が多い液体を蒸発させるにはちょうど良いのではないかと思ったわけです。
でさっそく実験してみたところ・・・
とても良い感じなので、同じような物をネットで買おうと思って探してみたら・・・
これが意外に高いんですね・・・
仕方がないので(・・・というか嬉々として)自作することにしました。
まずはディフューザー用のリードの先端を少し削って・・・
100円ショップで購入した紐に通します。
リードの先を削るのは、紐の中に通しやすくするのと、先端に造花を付けるためです。
紐を通し終わったら、紐を長めにカット・・・
アルコールランプの中で、紐が底につくギリギリの長さではなく、ちょっと余っているイメージです。
アロマのエッセンシャルオイルを最後の一滴まで無駄なく蒸発させるための工夫。
で、リードの先端に、同じく100円ショップで購入した造花を取り付けます。
これは、もともと茎が無いタイプの商品。
手芸用のコーナーで見つけました。
リードに挿すと、こんな感じ。
購入してから写真撮影以外には一回も使っていないキャンドルホルダーを活用してみることにしました。
ボトルは・・・ファイブミニの空き瓶(爆)。
作った造花を指すとこんな感じ。
間延びした感じを隠すのにリボンを巻いてみました。
他にもいろいろ試してみました。
コレもフランフランで一目ぼれして買ったキャンドルホルダーですが・・・
結局、写真撮影時のオブジェとしてしか使ってなかったもの。
あとはいつもの試験管と大理石の組合せで作るインスタント一輪挿し。
試験管の容量が、ルームスプレー用の液を入れるのに丁度良い具合でした。
ルームスプレー用のアロマのエッセンシャルオイルのブレンドや、リードディフューザー用のオイルのブレンドは・・・
ネットで検索すると多くの方が書かれているので、ご参照ください。
(無責任で申し訳ないですけど・・・香のお好みは人それぞれなのと、アロマセラピストでもない私がこのブログでオイルのレシピを紹介するわけにもいかないので、ご了承くださいませ)
【過去記事はコチラ】
「香のご供養」について・・・
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(キッチン・ダイニング用品の活用)
(一輪挿しの活用)
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(キャンドルホルダーの活用)
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(ディフューザーを対にしたコーディネート例)
(布製の造花を活用したコーディネート例)