「インテリア仏壇」「家具調仏壇」「モダン仏壇」と称している洋風嗜好に対応した仏壇の多くのデザインが「男性的」である・・・と感じたことはありませんか?
多くのご家庭でインテリアコーディネートの主導権を握るのが女性なのに・・・
もちろん、仏壇に男性的や力強さや重厚さを求められる方もいらっしゃるでしょう。
それは当然のことかもしれません。
そもそも仏壇の発祥が、江戸時代に有力なお寺の檀家の方々が、お寺にある祭壇と同じものを自分の家にも欲しいと思って作らせたことにあるということなので・・・
信仰心の表れと、権威の表現の両面があったと考えられますが、発想が男性的ですよね。
でも、それ以来すっと、「お寺のミニチュア=仏壇」だったのですから、「和のデザイン」でかつ男性的なもの、象徴的なデザインであることは否めません。
戦後、欧米の住文化が流入すると共に、生活空間は洋風化しました。
そして、女性がインテリアの主導権を持つようになって、室内がエレガントになってきました。
なのに、仏壇だけが男性的であることには違和感があります。
もちろん「白い仏壇」や「ピンクの仏壇」といった「女性的な色の仏壇」という新しい仏壇も生まれてきましたが・・・
元の仏壇が「和風仏壇」であり「男性的なデザインの仏壇」である以上、女性が好むインテリアコーディネートされた空間になじむはずがないのです。
だからこそ私はあえて、女性が「素敵なお部屋」=グレイスプレイスを実現できるように、多くの女性が「おしゃれな仏壇」と感じてくださる色やデザインの仏壇を、あなたにとって自分自身のための「おしゃれ仏壇」を作っていきたいと考えています。