モダン仏壇というのは、モダンなデザインの仏壇を指すのではない・・・
現代仏壇というのは、現代的なデザインの仏壇を意味するのではない・・・
ということに気付いたふたつの出来事がありました。
ひとつは、先日Web Shop の開業セミナーに参加したのですが、そのセミナーの講師の先生(私よりも2回りくらい若い方なのですが、知識もキャリアも考え方もしっかりした方で、説明も上手でした)のセミナーの中でのお話と、終了後の懇親会での会話の中から改めて感じたこと・・・
それは、モノを売るのではなく、コト提供するということ。
インテリア壁掛け仏壇「鏡壇”ミラリエ”」の実物を見られた方、触れられた方は、LEDをONにしたときのマジックミラーの透明感や、ミラーフレームのクオリティに驚かれます。
で、価格の話になると、約半分の人は「妥当だね」という評価ですが、残り半分の方は「もう少し安くしたら飛ぶようにうれるんじゃない?」とおっしゃいます。
私は「壁掛け仏壇を売りたいんじゃない」
「インテリアコーディネート」のお手伝いとして、一番の問題である仏壇問題をベストな方法で解決したい・・・
そして、家族団欒の中心に仏壇があることで、家族の祈りと感謝で幸せに満ちた空間(=グレイスプレイス)を提供したいと考えてきました。
そのお話をセミナーの講師の先生にしたところ・・・
ペルソナを「個」まで落としなさいという指導をうけました。
「鏡壇”ミラリエ”」を使ってくださる理想のユーザー像、究極のユーザー像をつきつめていったときに、講師の先生は
「もしかして、価格が安すぎるんじゃないですか?」
という意外な答えが帰ってきました。
なるほど・・・
でも、それは現行商品の値上げを意味するのではなく、もっとクオリティの高い商品を上位に用意する必要があるということだと思うのです。
現在、その準備はすすめてはいたのですが、ユーザーのイメージリーダーとその方にふさわしいトップラインナップをいそがなければならないという気付きがありました。
そしてもうひとつ・・・
来週、某FMラジオ局の収録があるのですが・・・
(鏡壇”ミラリエ”を熱く語ってきます・・・番組の詳細は収録語にご報告致します)
生ではなく、前録りなので、質問事項に対する回答の原稿を書いていて気付いたこと・・・
それは、
仏壇に見えない仏壇・・・来客に仏壇と悟られない仏壇
つまり、仏壇に見えない仏壇」というモノを売りたいのではなく、これは結果論であって、
私がお客様に提供したいのは「家族の団欒の中心に鏡壇”ミラリエ”を配置することで、その空間を
「洗練されたやさしさにあふれる場所=フレイスプレイス」
「感謝と祈りによって家族の幸福に満ち溢れた場所=グレイスプレイス」
にすること
リビング仏壇として、お客様に仏壇と悟られないようにするという後ろ向きの発想が種目的なのではなく
家族団欒の中心の洋間に置いても違和感なく周囲の空間に溶け込むことで
「洗練された美しい場所」=グレイスプレイス
であり、
リビングやダイニングに堂々と置くことで
「家族の祈りと感謝の場所」=グレイスプレイス
を実現すること(=コトを売る)なのです。
それが周囲のインテリアに違和感なく設置されているので、結果的に
「仏壇に見えない仏壇」(モノ)となるのであって
「仏壇に見えない仏壇」を売りたいわけではないのです。
つまり、モダン仏壇とは、デザインがモダンというのではなく
家族団欒のリビングの中心に仏壇があって、そこが感謝と祈りの空間になっている・・・
しかも、それがおしゃれでカッコいい、現代のスタイルにあっている
=モダン仏壇(あたらしい生活スタイルそのもの)
であるということなのです。